１９年ぶりの神宮！感動した！！
６月１１日、
待ちに待った第５１回全日本大学野球選手権大会が開幕しました。
話によると、今大会に向けてＯＢから頂いた寄付金でユニフォームを新調したらしい。
どれ、どんなユニフォームになったのかと覗きにいくと、
うぉ！かっこいいではないですか。
これまでのユニフォームとはだいぶ様子が変わりました。
この他に、スーツや、バット、ボール、ヘルメットのケースや、バッグなど
あらゆるものが新しくなっております。
さすが神宮に行くと違いますな。
ＯＢの皆様、本当に有難うございました。
って言うか俺もＯＢなんやけどね（まだ寄付してないけど）。
現役の皆さん、心から感謝しなさいよ。うらやましい・・
開会式はマネージャーの園田を先頭に、入場。
みんな、なかなか堂々としていました。
しかし他のチームはどいつもこいつも図体がでかい。
本当にこんなやつらを相手にまともな試合ができるのか・・・
開会式の様子１
開会式の様子２
北大の試合は１３日だったので、
その間、日通、東大のグラウンドをお借りして軽く調整。
半年ぶりに現役のバッティングを見ましたが、
みんなすばらしい打球を打っており、
去年より明らかに成長しているさまがうかがえました。
これは、１３日の試合も期待できるかも・・
練習の様子１
練習の様子２
宿の様子
そして６月１３日、とうとうその日がやってきました。
対する相手は福井工業大学。
何でも、ここのピッチャーは、１３０キロのスライダーを投げるらしい。
おいおい、ほとんどプロじゃねえか。
こんなチームを相手に北大はどんな野球を見せてくれるのか。
先攻の北海道大学、一番打者は、高山。
その高山に対する福井工業大学のピッチャー南の初球は、なんと１３９キロ！
オイ、早えよ！
しかし、４球目、高山はあっさりセンター前にヒットを放つ。
オイ、打っちゃったヨ！
スタンドは大いに盛り上がる。
そして、２番菊池のセカンドゴロで１アウト二塁とすると、
３番池田は三振に倒れたものの
４番名和が、レフト前へ先制のタイムリーを放つ！
まじか！いきなり点取っちゃったよ。
５番川村は、いい当たりをするも、
ファーストライナーで一回の攻撃が終了。
一回の裏、先発は鈴木秀和。
おそらく、今大会最も小さいピッチャーであろう。
その鈴木秀和、いきなり１番、２番バッターを三振にしとめる。！！
スピードもマックス１３７キロと、
高校時代甲子園予選決勝まで行った実力をまざまざと見せてくれる。
３番バッターには二塁打を許すが
４番をきっちりと抑え、すばらしい立ち上がり。
これは勝てるかも！？
しかし、３回の裏、二アウトからランナーを許すとそこから連打され、同点とされる。
ちょっといやな感じがしたが、
５回の表、先頭打者鎌倉が、ライト前へヒットを放ち、
パスボールと８番木暮のセカンドゴロの間に三塁へ進塁。
このチャンスに９番佐藤雅人が、きっちりセンターへ義性フライを放ち再び勝ち越す！！
だが、この回の裏、
福井工業大はすかさず、３番鈴木の今日三本目のヒットで同点とし、
代打山田のレフト前ヒットで、逆転。
さすがは神宮経験豊富なだけはあります。
６回の裏からは竹内修平が登場。
この竹内が、７番をセカンドゴロ、８番、９番を三振にしとめる見事な投球！
これで、一気に流れを引き寄せたいところ。
しかし、７回、代走秋山の盗塁失敗、
８回は１番高山のショートライナーで、
セカンドランナー源津が戻りきれず最悪のダブルプレーと、
なかなかチャンスを引き寄せられない。
って言うか、タイミングはどれもセーフだったのに・・・
そしてこのまま終わってしまうのかと思った９回、
２番バッター菊池のショートゴロをショートが暴投をし、
ノーアウトランナー二塁と大チャンス！！
神様はまだ見捨ててはいなかった！
大いに沸くスタンド！
だがしかし３番池田、４番名和、５番川村が三振にしとめられゲームセット。
こうして北大の１９年ぶりの神宮は幕を閉じたのであった。
試合後、涙する選手がいたり、
松井監督の「こんなに悔しい試合はなかった」という言葉からわかるように
勝ってもおかしくないほんとうにすばらしい試合でした。
何がすごいってこの大きな試合でエラーが０だということ。
みんなのびのびとプレーできたことが伺えます。すばらしいメンタル。
ＯＢのほうが緊張しているくらいでした。
これで神宮大会は終わってしまいましたが、
今度は、打倒東北福祉という目標をもって、
もう一度神宮の土を踏んでください。
こんなにすばらしい試合をしたお前らならきっとできる。
頑張れ現役諸君！！そして感動をありがとう
試合の様子１
試合の様子２
試合の様子3
試合の様子4
試合の様子5
試合の様子6
試合の様子7