2002年秋季札幌六大学リーグ戦

第１節

さあ、いよいよ秋のリーグ戦がスタートしました。

今年度春季リーグ戦王者の北大野球部は、

いったいどんな戦いを見せてくれるのか・・・

もちろんめざすは春秋連覇！！

頑張れ北大！！

	第2節の結果
	リーグ戦日程
	星取表と個人成績

８月３１日　対酪農学園大学　１回戦

北大まさかの黒星スタート・・

そこにあったのは油断か、慢心か・・・



とうとう、秋のリーグ戦が

春のリーグ戦の王者北大のキャプテン池田の選手宣誓によって始まった。

先攻は北大！んが、あっさり三者凡退。

対する後攻の酪農は先頭打者の近藤がレフト前ヒット。

ん〜ちょっといやな感じ。

すると案の定、酪農が３番小野寺の二塁打で先制。

一方、北大はノーアウトランナー三塁のチャンスで得点できなかったり、

盗塁失敗したりとなかなか得点できない。

ようやく６回に、３番池田のデッドボール、４番名和のエンドランで作った、

ノーアウト１、３塁のチャンスで、

５番川村がライト前タイムリーを打ち同点としたものの、

なおも続くチャンスで送りバント失敗、

そのあとのバッターも打ち取られるという、

なんともショッパイ攻め。

そうこうしてるうち、７回の裏、

ショート名和がタイムリーエラーをしてしまい、１点を勝ち越される。

結局これが決勝点になり、ゲーム終了。

ピッチャーの竹内は、ナイスピッチングをし、

守備でも小フライに飛びつきゲッツーを取るなど、気迫を見せたが、

攻めの方がなんとも・・・

しかし、まだまだリーグ戦は始まったばかり。

明日から気を引き締めて頑張っていこう！！


[ 松井監督の一言 ]

気持ちを切り替えるしかない！



第一戦名場面集

他の試合結果

９月１日　対札幌学院大学　１回戦

ああ２連敗



秋のリーグ戦を黒星でスタートしてしまった北大野球部。

今日は絶対負けられない。

先発は鈴木秀和。

初回は三者凡退で切る好スタート。

しかし２回にエラーでランナーを進めしまい、

ノーヒットで点を取られるいやな展開。

すると直後の３回、

学院の見事なバント攻撃でワンアウト満塁とされると

３番北に２点タイムリーツーベースを打たれる。

続く４番小田にもタイムリーを許し序盤に４点のリードを許してしまう。

その後はピッチャーの鈴木は本来の調子を取り戻したが、

打線の方が昨日に続き渋すぎ、５回までに０点に抑えられる。

しかし、２年前のキャプテン竹内秀夫が来た６回

いきなり流れが変わる。

ワンアウト１、２塁のチャンスに、学院が連続エラーをして３点を返し

いっきに１点差まで詰め寄る。

さすがはもとキャプテン。

見事に流れを引き込んだ。

しかし、竹内パワーもここまで。

９回の表に１点を追加され、

９回の裏、ワンアウト２，３塁のチャンスをつくり

代打構成で１点をかえしたものの結局４対５で負け。

なんとも痛い２連敗。

どうした北大？



[ 松井監督の一言 ]

流れがない



第二戦名場面集

９月２日　対札幌大学　１回戦

北大快勝！！



昨日まさかの二連敗を喫した北大野球部。

対するは、二連勝の札幌大学。実は春1勝もしていない。

勢い的に札大が有利か？

しかし、今日の北大は違った。

先頭の高山が、いきなり何ヶ月ぶりかの二塁打を放つと

2番菊池は倒れたものの、3番池田がセンター前ヒットで出塁、

すかさず盗塁を決めワンアウト２，3塁のチャンス。

ここで４番名和がセンター前へやらしくヒットを打ち、

いきなり２点を先制。

続く２回にも、ツーアウトから満塁とし、

このチャンスで２番菊池が、レフト前へタイムリーを放ち２点を追加する。

これまでのいやなムードを一掃するなんとも気持ちのいい展開。

６回にもダメ押しの３点を追加して快勝！！

投げては先発の竹内が５安打１失点のナイスピッチング。

そして、今日一番活躍したのがDHの秋山。

札六初打席の１打席目に内野安打を放つと

２打席目は粘りに粘って四球。

そして俊足を生かしてすかさず盗塁。

３打席目も粘って死球で出塁し、またまた盗塁を決めた。

最初はムチャクチャ緊張してたくせに

その後はいっきにノリノリ状態。

ちょっとむかつく・・・

この後も北大の救世主的存在となるか・・




[ 松井監督の一言 ]

神様、仏様、秋山様



第三戦名場面集

９月４日　対浅井学園大学　１回戦

北大辛勝！！！



一昨日初勝利を挙げ，勢いに乗りたい北大野球部。

今日の相手は，１部昇格したての春期リーグでいきなり３位に食い込んだ浅井大。

相変わらず声が出てて，見てて気持ちのいいハツラツ野球だ。

しかし、今日の北大にもただ一人大声を発するヤツがいた。

その名は竹内修平。

その声は三振を奪うたびに，札六の秋空に響き渡っていた。

毎回の奪三振ショー。

気づけば取りも取ったり１２奪三振！

援護してあげたい北大打線は２回，５番川村がエロいバントヒットからチャンスを広げ，

７番木暮がななな〜んと３塁打！

続く中野がきっちり犠牲フライを打ち，この回３点。

ここまではなんとも理想的。

だがここからが今の打線の真骨頂。

日没コールドを気にしてか，

このあと１回当たり，平均３．１人というあっさりとした攻めでゲームの進行を早めた。

ここで一句。

やめましょう　クリーンアップの　塁上死

明日は同じ２勝２敗の北海学園。

一節勝ち越して，札幌ドームに臨もう！


※気になる秋山情報は，新コーナー”今日の秋山君”に掲載されています。




[ 松井監督の一言 ]

池田君は塁上でキョロキョロしないように

名和君は一日一塁上死しちゃだめよ

秋山よくやった



第四戦名場面集


今日の秋山君

９月５日　対北海学園大学　１回戦

なんてこったの３敗目！



３戦目，４戦目と連勝し，波に乗りたい北大野球部。

初回，ガンガン行きたいが空回り。あっさり８球で攻撃終了。

２回は昨日の藤田の教えが効いたのか，

川村が力強い右翼戦２塁打で出塁するが，

後続がしっかり断たれて，攻撃終了。

今日の天気のように，湿り気たっぷりだな〜と思った２回の裏，

先発２本柱の一角・鈴木が，

２回，２死から３連打。レフト高山の後逸も重なりすんなり１点献上。

攻撃の方は，その後も毎回のようにランナーは出すものの，

分厚い学園の守備と，

三塁けん制だけが取り得だと思っていた，学園の投手・寺澤の前に

凡打と凡フライの山を築かされた。

ああ，神宮で相手投手に一歩も引くことのなかった

北大打線はどこに行っちまったのか？

要所，要所のエラーも痛かった。

ふと上を見たら，首位札幌学院とは２ゲーム差

自力Ｖもなくなった今，もう開き直るしかない！

年間ヒットのノルマ１５本まであと１０本！がんばれ核弾頭・高山！

まだまだチャンスはあるぞ！若林！

誰もが頼りにしてるぞ！クリーンアップと両エース！

代打陣も”おれがヒーローだ”って気持ちでがんばれ！

おまえら全員の意地と誇りを見せてくれ！

まだまだなにが起こるかわからない札幌六大学劇場。

次は２節，札幌ドームで会いましょう。



[ 松井監督の一言 ]

２節は落ち込まず，

諦めないで，がんばります！



第五戦名場面集


第2節の結果